来年2月に行われる南城市長選挙に向け、市政与党の候補者選考委員会は8月31日、自民党沖縄県連の幹事長、座波一県議の擁立を全会一致で決めました。座波県議は出馬する意向を示しています。
當眞隆夫副市長と上地寿賀子市議、座波一県議の3人に絞って選考を進めていた南城市・市政与党の候補者選考委員会は31日、実績などを踏まえて座波県議を推すことを全会一致で決めました。
自民党沖縄県連の幹事長を務める座波県議は現在県議3期目で、かつて古謝市政では副市長を担っていました。
座波県議は出馬に前向きで、家族や後援会と相談した上で今後、正式に立候補を表明する意向です。一方、今期限りでの退任を表明している古謝景春市長ですが、不信任決議の可決などで任期途中での市長選となった場合は、出馬する意向を示していることが複数の関係者への取材で分かりました。古謝市長は市が設置した第三者委員会から職員へのセクハラなどを認定され辞職を提言されていて、与党の一部にも辞職を求める声があるため、これに反発しているとみられます。
来年2月に実施予定の南城市長選挙には、元県議の大城憲幸さんがすでに立候補を表明しています。
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