現職と新人の一騎打ちとなった愛媛県宇和島市の市長選挙は、31日投票が行われ即日開票の結果、現職の岡原文彰氏が新人の武田元介氏を退け、3選を果たしました。

宇和島市長選挙は、開票の結果、現職の岡原文彰氏が2万3086票を獲得し、武田氏に1万票あまりの大差をつけ、3選を果たしました。

(3選を果たした岡原文彰氏(55))
「このまちの未来をみなさまと共に築き、そして、我々の子どもや孫たち後進たちにしっかり繋いでいくことができるような形を、しっかり具現化していきたい。そのように考えている」

岡原氏は水産会社の社員や市議会議員などを務めた後、2017年の市長選で初当選し現在2期目で、選挙戦ではこれまでの実績を強調するとともに、少子化対策の拡充のほか、歴史や文化を生かしたまちづくりなどを訴えました。

一方の武田氏は、市立伊達博物館の建て替え中止などを訴えましたが、及びませんでした。

投票率は63%で、選挙戦となった8年前の70.03%と比べ、7.03ポイント下回りました。