大雨と雷及び突風に関する東北地方気象情報 第2号
2025年09月01日05時00分 仙台管区気象台発表

東北日本海側北部では、暖かく湿った空気の影響により、大雨となる所がある見込みです。2日朝から夜遅くにかけて、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、東北地方では、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意してください。

[気象概況]
 1日から2日にかけて、低気圧が日本海北部から千島近海に進み、低気圧からのびる前線が日本海を南下するでしょう。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、東北地方では大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
 このため、東北地方では、雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。

[雨の予想]
1日に予想される1時間降水量は多い所で、
  東北日本海側 40ミリ
  東北太平洋側 30ミリ
2日に予想される1時間降水量は多い所で、
  東北日本海側 50ミリ
  東北太平洋側 30ミリ
1日6時から2日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  東北日本海側 100ミリ
  東北太平洋側  60ミリ
その後、2日6時から3日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  東北日本海側 120ミリ
  東北太平洋側  60ミリ

[防災事項]
 東北日本海側北部では、2日朝から夜遅くにかけて、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、東北地方では、1日昼過ぎから2日夜遅くにかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうによる農作物や農業施設等への被害に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。