25日、諫早市内で死骸で見つかった野鳥のナベヅル1羽が、鳥インフルエンザウイルスに感染していたことがわかりました。


長崎県によりますときょう諫早市森山町の畑で、野鳥のナベヅル1羽が死んでいるのがみつかり、県が鳥インフルエンザの簡易検査をしたところ、陽性が判明したということです。


このナベヅルが感染したのが高病原性のウイルスであるかどうか今後、遺伝子検査が進められることになっています。


国内の養鶏場などで鳥インフルエンザの発生が相次いでいることを受け長崎県内の養鶏場では今月14日から緊急消毒が進められています。


県はきょう午後7時から対策会議を開いて、今後の防疫体制などについて話し合うことにしています。


県によりますと鳥インフルエンザは人に感染しないと考えられています。

ただし、同じ場所でたくさんの野鳥が死んでいるような場合には、県や住んでいる市や町の鳥獣担当部局へ連絡するよう呼びかけています。