広島市の中央図書館は移転に伴い、現在の施設が9月1日で休館となります。利用者からは別れを惜しむ声が聞かれました。
半世紀の歴史がある広島市立中央図書館です。最終日も、多くの利用者が本の閲覧や貸し出しなどに訪れていました。

中央図書館は来年度、JR広島駅南口のエールエールA館に移転するため31日午後6時で休館します。
予約した本の受け取りや返却、自習室の利用などは、9月15日までです。慣れ親しんだ場所との別れに、利用者は名残を惜しんでいました。
男性
「緑があり、このような空間は中々ない。なくなるのは寂しい」
高校3年生
「小学校から利用していたので、なくなるのは悲しい。勉強できるスペースも街中にはない」

広島市は、移転先に新しい自習室が整備されるまでは、公民館の図書室などを利用してほしいと呼びかけています。














