自動車メーカーの「ホンダ」は2029年をめどに、東京・青山にあった本社を東京駅前の八重洲に移転させると発表しました。

「ホンダ」は1985年から40年にわたり、港区の青山一丁目に本社を構えていましたが、その本社機能を東京駅前の八重洲に移すと発表しました。

移転は2029年をめどとしていて、フロア面積は今の青山ビルと比べておよそ6.8倍に広がるということです。

移転の理由についてホンダは、「より多くの従業員が働けるようになり、従業員の交流が増えてイノベーションのアイデアが促進される」と説明しています。

青山ビルは、土地や建物の所有権の一部を三井不動産レジデンシャルに譲渡。その後、両者が共同でビルを建て替えたうえで、ホンダが一部のフロアを利用する予定だということです。

ホンダは現在、本社機能を虎ノ門に仮移転しています。