ゲイツ氏の目指すゴールとは

安住紳一郎アナウンサー:
ビル・ゲイツさんの財団の最終的な目標は何でしょうか?
ビル・ゲイツ氏:
目指すのはマラリア(などの感染症)が「なにそれ?聞いたこともない」と言える世界。日本でも『ポリオ』についてよく知っているのは皆さんの祖父母くらいでしょう。 
誰もが健康になり教育を受け経済を発展させ、やがて“支援が必要なくなる”のです。
ゲイツ氏いわく、かつて財団から支援を受けたインド・インドネシア・ベトナムなどの国々は経済発展を遂げ、今では『支援をする側』に。
“多くを得た者は責任や行動が求められる”という教えのように国同士で支援の輪が広がる事が彼のゴールの一つかもしれない。
ビル・ゲイツ氏:
日本は素晴らしい国です。そしていま日本で若者でいられることも。AIを使って世界に影響を与えることだってできます。この時代に皆さんが若いということに私は嫉妬してしまうぐらいです。
安住紳一郎アナウンサー:
最近色々言われているから日本はとてもいい国ですって言われると嬉しい気持ちに改めてなりましたね。
ゲイツ氏との対談を終えて…

こうして、約40分間のインタビューは終了。
興奮さめやらぬ様子の学生たちに感想を聞いてみると…
千葉大学国際教養学部 品田晃季さん:
この距離で喋ってすごく貴重な体験だったなと。
慶応技術大学理工学部 秋吉優作さん:
今回ビル・ゲイツさんから生でお話を聞けて、世界平和に携わる仕事をやってみたいなと思いました。
安住紳一郎アナウンサー:
ビルさんも皆のリアクションを見て、ハートが燃えている感じが伝わってきたからすごくいい経験だし、日本のことをよく思ってくれるきっかけにもなったかもしれないなと思います。
 
   
  













