きのう、山形県鶴岡市で、子どもたちに向けた人形劇が行われました。

劇を見て、考えてもらうことが心の成長につながるようです。

この取り組みは家庭教育の一環として劇を通して様々な事を感じてほしいと鶴岡市の櫛引地域で毎年開かれています。

きのう行なわれた人形劇には地域の保育園児やその保護者などが集まりました。

人形劇を行なうのは、2007年から秋田県を拠点に活動する「人形劇団クスクス」の2人。

きのうは、ちょっと自己中心的な豚が変わっていくお話「ガービーブーとおともだち」と童話の定番「はなさかじいさん」の2本が上演されました。

劇には、周囲の人や物を大切にしていこうというメッセージが込められています。

見に来た人「親子で楽しめました。私も初めてだったので、(子どもは)まだ小さいが、見れてよかった。いい刺激になりました」

人形劇団クスクス 伊藤晃 代表「子どもたちが見終わった後、面白かったとか、もう1回見たいとかまた明日来てねと言ってくれたりするのが、とても励みになるし、やってよかった。色々考えてほしい題材もあるので面白かったというものと一緒に、今の時代とか、そういうものについての考えの芽みたいなものを持ってくれればいいかなと思う」

人形劇を通して多くのことを感じた子どもたち。笑顔と感動が、心の栄養になったようでした。