長崎県佐世保市では、水道水が「カビ臭い」という市民から苦情が相次いでいて市の水道局は、浄水場で臭いを取り除く対応などをとっています。

佐世保市水道局には今月23日から「水道水がカビ臭い」という市民からの苦情が相次ぎ27日までに60件以上に上っています。

水道局が調査した結果カビ臭の原因は、水源の「下の原ダム」に、藻が異常繁殖したことと見られていて、市は、ダムに硫酸銅を散布して藻の繁殖を抑えるほか、浄水場では臭いを取り除くため活性炭を増やすなどの対応をとっています。
市の水道局は「飲用しても安全性に問題はない」と話しています。