アメリカで、また銃乱射事件です。中西部・ミネソタ州の学校で銃撃事件が発生し、児童2人が死亡、17人が負傷しました。

事件はミネソタ州のミネアポリスで起きました。

現場にいた子ども
「私は教会にいて大きな音が聞こえました。花火が上がっているのかと思ったら銃撃で本当に怖かった」

27日、幼児から中学生までが通うカトリック系の学校で、礼拝中の生徒らが建物の外から窓越しにライフル銃などで撃たれました。

8歳と10歳の児童2人が死亡。17人がけがをし、うち2人の子どもが重体です。

近所の人
「パン、パン、パンという音がして、少し間を置いてパン、パンという音の繰り返しが2回ありました。その後、さらに2発続きました」

容疑者は23歳。学校の卒業生とみられ、現場で自ら命を絶ちました。

記者
「事件が起きた学校付近には花が手向けられ、多くのろうそくに火が灯されています」

ろうそくを供えにきた人
「ただただ、こんなばかげた行為は悲劇でしかありません。特に最も弱い存在、つまり私たちの未来である子どもたちが狙われるとは」

容疑者は最近、犯行に使用された銃を合法的に購入していて、犯行前にはYouTubeに声明文を投稿。また、銃などを並べる様子も投稿していて、銃には「子どもたちのために」「ドナルド・トランプを殺せ」などと書かれていました。

容疑者の書き残しを読んだCNNのアナリストは「長い間、この犯行を計画していた」と分析していて、警察は動機の解明を急いでいます。