マダニによる感染症の患者数が過去最多となる中、他にも注意が必要な小さな虫がいます。
それは「やけど虫」。
潰してしまうと、やけどのような皮膚炎を引き起こす恐れがあるため、夏場は特に注意が必要です。
体長約7ミリ 赤と黒の小さな虫


赤く腫れ、水ぶくれのようになった傷。これは「やけど虫」を潰して引き起こされた皮膚炎です。

正式名称は「アオバアリガタハネカクシ」。
アリのような姿をしていますが、アリではありません。

体長は、約7ミリ。赤と黒の色合いが特徴的な虫です。
この「やけど虫」、いつごろ多く見られるのでしょうか

よしき皮膚科・形成外科 吉木竜太郎 院長
「稲が育つ時期によく見られる、いわゆる夏の虫とイメージしていただいたらいいかと。湿気が多い季節によく見られる虫ですね」