山口県内の企業で、デザインや幼児教育などを学ぶ海外技術研修員が県庁を訪れ、知事に意気込みを語りました。

村岡知事を訪ねたのは、県の制度を利用してブラジルとペルー、メキシコから来日した海外技術研修員5人です。

村岡知事に山口県の印象や、企業で学びたいことについて話しました。
村岡知事は「仕事の技術を身につけるだけでなく、山口の自然や歴史文化に触れ、帰国後も活躍してほしい」と激励しました。

山口県は、移民などで関係の深い中南米の若者を、海外技術研修員として受け入れています。

1979年度の受け入れ開始から、これまでの受け入れ者数は337人になりました。

ブラジルから来日 中下ミッチェリひかりさん
「日本式のきめ細かい教育を勉強して、ブラジルに帰って子どもたちに少しでも教えられたらと思っています」

研修は来年1月中旬まで、県内の企業や団体で行われます。