太陽光や風力など、再生可能エネルギーを積極的に利用している山口県内の事業所に、県から認定証が交付されました。

認定を受けたのは、山陽小野田市の総合商社、富士商です。

山口県環境生活部の山本毅 部長が、富士商の藤田征人専務に認定証を手渡しました。

県は2022年度から、消費電力のうち、再生可能エネルギーの利用率が30%以上の県内事業所を、「やまぐち再エネ電力利用事業所」に認定しています。

認定を受けるのは富士商が24社目です。富士商は、太陽光の自家発電と再エネ電力の購入により、利用率100%を達成しています。

富士商 藤田征人 専務
「太陽光発電の電力を自家消費で使うことで使用電力がまず減って、電気代の圧縮にもつながりましたし、我々の取り組みを広くアピールできた」

山口県は認定制度を通じて、再生可能エネルギーの普及を図りたいとしています。