毒キノコの危険性を知ってもらおうと仙台市内の幼稚園で27日ワークショップが開かれ、園児がクイズを楽しみながら危険なキノコについて学びました。

仙台市若林区のエコールノワール幼稚園で開かれたワークショップには、年長の園児37人が参加しました。園児は東北農政局の職員からシイタケに似た毒キノコ「ツキヨタケ」や、触るだけでけがをする恐れがある猛毒の「カエンタケ」などについて説明を受けたあと、キノコにまつわるクイズに挑戦しました。

「『ナスと一緒に料理をすれば毒がなくなる』マルかバツか。正解は…、これはバツです!」

このワークショップは秋のキノコ狩りのシーズンを前に、毒キノコの危険性を子どもたちに知ってもらおうと東北農政局が初めて企画しました。園児はクイズを楽しみながら、毒キノコを見つけたときの対応などを学んでいました。

園児:
「毒キノコは触っちゃダメ。(Q,もし毒キノコを見つけたら?)ママに教える!」園児:
「触らない、とらない、食べない」

この後、園児は新聞紙や画用紙を使ってオリジナルキノコ作りに挑戦しました。園児の作品は毒キノコの食中毒に関する注意喚起のため、9月から若林図書館や宮城野図書館で展示される予定です。














