長野県内で2024年に生産された農畜産物の輸出額は25億8000万円余りで、過去最高になったことが分かりました。
およそ半分をブドウが占め、ももが前年に比べて6割近くも増えました。
県が、JAグループや、輸出に意欲的な生産者や事業者などで構成する長野県農産物等輸出事業者協議会に聞き取った結果をもとに推計したものです。
それによりますと、2024年産の県内の農畜産物の輸出額は、25億8392万円で、前の年から4%増え、2013年の調査開始以来、最も多くなりました。
品目別ではぶどうが13億4000万円で最も多く、全体の51.9%を占めていて、以下、米が3億9200万円で15.2%、市田柿が2億8900万円で11.2%、牛肉が2億1900万円で8.5%でした。
また、ももが1億5800万円で、前の年に比べて1.56倍と大幅に増え、牛肉に次いで6.1%でした。
一方、きのこは5800万円で、国内需要の高まりなどの影響を受けて大幅に減り、前の年の35%にとどまりました。
輸出先は、台湾が12億8500万円で全体の49.7%、香港が7億8200万円で30.3%で、この2つの地域で全体の8割に上りました。
次いでアメリカが1億1900万円、シンガポールが1億500万円、タイが3200万円、オーストラリアが200万円などでした。
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