広島市の広陵高校が、1月に起きた硬式野球部員の暴力事案を検証するため、新たに第三者委員会の設置を決めたことがわかりました。
広陵高校が第三者委員会で検証するのは、1月、学校内の寮で規則で禁止されていたカップ麺を食べた当時1年生の部員が、当時2年生の部員4人に頬を叩くなどされた暴力行為についてです。
広陵高校はこの暴力行為について日本高野連に報告。高野連から硬式野球部に対しては厳重注意、4人に対しては1か月の公式戦出場停止の処分がそれぞれ出ていました。
しかし、転校した被害者側と学校側の意見に相違があり、広陵高校は再調査をして事実関係を整理する必要があると判断。新たに第三者委員会を設置することを決めました。
元部員が訴えているほかの暴力事案についてはすでに別の第三者委員会で調査していて、一連の事案を受けて中井哲之監督が退任しています。














