大雨と突風及び落雷に関する近畿地方気象情報 第2号
2025年08月26日16時05分 大阪管区気象台発表
近畿地方では、27日夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。また、竜巻などの激しい突風や落雷にも注意してください。
[気象概況]
前線を伴った低気圧が日本海北部にあって、東北東へ進んでいます。この低気圧は27日にかけて発達しながらオホーツク海に進み、27日は寒冷前線が西日本を南下するでしょう。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、27日夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷雲が発達する見込みです。
[雨の予想]
26日に予想される1時間降水量は多い所で、
近畿北部 40ミリ
近畿中部 40ミリ
近畿南部 20ミリ
27日に予想される1時間降水量は多い所で、
近畿北部 40ミリ
近畿中部 40ミリ
近畿南部 40ミリ
26日18時から27日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
近畿北部 80ミリ
近畿中部 80ミリ
近畿南部 60ミリ
その後、27日18時から28日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
近畿北部 80ミリ
近畿中部 80ミリ
近畿南部 60ミリ
[防災事項]
近畿地方では、26日夜遅くにかけてと、27日午後は局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。雨雲が予想より発達した場合や停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。27日夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。