過去には「織田信長像」や「徳川家康像」も被害に…

秀吉像を商店街に寄贈した、時田一弘さんも怒り心頭です。

(時田一弘さん)
「現場を見たが首が無いからびっくりした。ひどいですね。相当な力で蹴ったのではないか」

豊臣秀吉像の周辺には、織田信長や徳川家康、それに水戸黄門の像が置かれていて、すべて時田さんが寄贈しました。

しかし、2019年には織田信長像の左腕がもぎとられ、3年前には、徳川家康像が土台部分から倒される被害にあっています。

(時田さん)
「商店街の起爆剤として、商店街が発展したら良いなと思って寄贈した。せっかく作ったやつですから」

壊されるたびに像を管理する商店街振興組合が修理し守ってきた、水戸黄門と三英傑の像。今回は、なぜ首が折れ、頭が逆さまになってしまったのでしょうか。取材を進めるとこんな証言も…。

(近くの店の店員)
「夜10時ごろに酔っ払った連中が来ていて倒しちゃった。多分5~6人ぐらい」

真相は明らかになっていませんが、故意に壊したとすれば許されない行為です。商店街振興組合は器物損壊の被害届を提出するか検討しています。