松本警察署の捜査員が、捜査活動で取り扱った122人分の住所や氏名などを書いたノート1冊を、誤って第三者に手渡して、一時的に紛失していたことを明らかにしました。

一時的に紛失したのは、松本警察署の刑事2課の捜査員が、6月下旬から8月13日までに、事件に関する相談などで対応した122人分の住所や氏名、生年月日などを書いたノート1冊です。

松本警察署によりますと、8月13日に、被害関係者から預かった複数のノートを返す際に、誤って自身のノートも重ねて渡してしまったということです。

およそ2時間後に紛失に気付き、被害関係者から返却を受けたということで、欠落したページなどはなく、「完全な形で全て回収していて、現時点で二次的な情報流出などの被害は出ていない」としています。

松本警察署では、連絡可能な人には個別に連絡して、状況の説明と謝罪を進めていて、「個人情報の適正な取扱いを徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。