唸りを上げて舞う五島伝統の凧『バラモン凧』の凧あげ大会が、普段は進入禁止の空港滑走路で行われました。


五島福江空港です


23日の勤労感謝の日、空港が企画した凧揚げ大会、普段は空港スタッフさえ入ることができない『滑走路』で開催されました。


参加者:「最高の風が出てますんで」

兜に食いつく鬼の絵柄──


勇壮な武士を現すバラモン凧です。


離発着便が途絶える午後からのおよそ5時間を逆手に取った福江空港、初めての試みです。


先着順の公募で選ばれた市民らおよそ150人が参加しました。

参加した子ども:「頑張れ!もうちょっと…もうちょっと」


男の子の初節句に“健やかな成長を願い”あげられてきた『縁起もの』です。


参加者:「上がってる、上がってる。すごーい」


参加者:
「広くて見晴らしがよくてバラモンも映えるんじゃないでしょうか」

許可申請など多くの関門を突破して実現したというこの企画。
次回の開催の予定は『未定』だということです。