日本郵便は、今月27日からアメリカ向けの郵便物の一部について引き受けを一時停止すると発表しました。

引き受け停止の対象となるのは、アメリカに向けた、▼個人間でおくる100ドルを超えるものや、▼販売を目的とする品物です。

アメリカのトランプ政権は先月、800ドル以下の少額の輸入品について今月29日以降の「免税措置の停止」を発表し、関税を課す見通しとなっています。

日本郵便は、アメリカ側が発表したガイドラインは「実施すべき手続きが不明確であり、運用が極めて困難な状況」だとして、引き受け停止を決めたとしています。

アメリカ向けのはがきや手紙などは、これまで通り引き受けるということです。