新型コロナ第8波が訪れる中、山梨県が新たな対策を打ち出しました。
インフルエンザとの同時流行に備え受診相談体制を拡充し、協力要請も延長します。


長崎知事:
感染拡大の波が勢いを増しつつある今この時期にこそ、波の規模を小さく抑えこむために皆様の力添えが大きな意味を持つ。

長崎知事は新型コロナウイルスの第8波とインフルエンザの同時流行に備え、山梨大学医学部附属病院に夜間の臨時発熱外来を、11月28日から開設する事を明らかにしました。

また、12月1日からは新型コロナの診断を受けていない65歳未満の発熱患者を対象に、夜間休日のオンライン診療センターを開設します。

可能な限り、平日の日中に身近な医療機関を受診してもらいたいとしていますが、予想される発熱患者の増加に対して夜間休日の体制を強化する狙いです。

また11月24日の対策本部会議では、11月末までとしていた県民への協力要請を2023年3月31日まで延長しました。

新たにインフルエンザワクチンの接種の検討と、生後6か月以上の乳児などへのワクチン接種の積極的な検討などが盛り込まれています。

また、家庭に対し、感染した場合に備えての抗原検査キットや市販解熱剤、食料の備えなども要請しています。














