静岡県内で、フィッシング詐欺による不正送金被害が相次いでいて、県警が注意を呼びかけています。
警察によりますと、2025年1月1日~8月20日までの間に、フィッシング詐欺被害が84件、被害金額は合わせて約1億5千万円確認されたということです。
被害件数は去年の同時期と比べて約2.5倍となっていて、被害が急増しています。
フィッシングの手口としては、金融機関をかたって、「本人確認」や「個人情報の漏えい」、「取引の停止」など切迫感をあおった内容のメールやSMSを送信し、本物そっくりの偽サイトに誘導して、IDやパスワード、口座番号を盗み、口座から預金を不正に引き出すというものです。
警察は、
▼情報入力を求めるメール記載のURLはクリックせず、スマートフォンの公式アプリやブックマークからアクセスをする
▼不審に思ったら、金融機関に問い合わせる
▼多要素認証(生体認証やワンタイムパスコードなど)を有効にする
などと注意を呼び掛けています。
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