愛媛県東温市にある2つの介護施設に対して、市は資格を持っていない介護職員による医療行為が確認されたとして、新規利用者の受入停止の行政処分を行いました。
行政処分を受けたのは同じ医療法人が運営する東温市田窪の介護施設「グループホームつじい」と「グループホームはあと」です。
今年1月、資格を持っていない介護職員が、口から栄養摂取できない人に対して胃や腸に直接栄養剤を注入する「経管栄養」と呼ばれる医療行為を行っていると市に情報提供がありました。
市が調査したところ「グループホームつじい」では、3人の利用者に2年間で2500回あまり「グループホームはあと」では、2人の利用者に2年間で700回あまり資格を持たない介護職員の医療行為を確認しました。
東温市は、この介護施設の管理者や理事長はこれらの行為を把握していたにも関わらず、必要な是正措置を講じなかったとして「グループホームつじい」を来月から1年間、
「グループホームはあと」を来月から6か月間の新規利用者の受入停止処分としました。
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