大阪・関西万博で高知県が主催するPRイベント「WORLD YOSAKOI DAY」が開催されています。世界中から訪れる人々に、よさこい鳴子踊りや街路市など、高知の伝統文化がアピールされています。
(リポート 姫野幸太)
「開幕から4か月あまり、今も一日に15万人以上が訪れる大阪・関西万博に鳴子の音色が鳴り響きます。『WORLD YOSAKOI DAY』まもなく、開幕です」

4月に開幕した大阪・関西万博。8月16日までにおよそ1700万人が会場を訪れ、4か月がたった今も、連日賑わいを見せています。

万博会場で22日から始まったのが「WORLD YOSAKOI DAY」。高知県が主催している高知文化の発信イベントです。

1970年の大阪万博がきっかけで国内200か所以上、海外34の国や地域に広がったという「よさこい」。イベントでは第一回のよさこい祭りから連続出場している老舗、帯屋町筋や…。


世界14か国から踊り子が集まった絆国際チームなど合わせて17チームが演舞を披露し、万博で、よさこいを世界の文化にしようとしています。地方車や進みながらの演舞など本家・高知のよさこい祭りならではの特徴も再現。訪れた世界中の人々を魅了していました。

(来場者)
「見た目がいい。踊りはまだ1つしか見ていないけど、楽しそう」

(リポート 姫野幸太)
「よさこいの演舞から反対側に目を向けると、高知の街路市が再現されています。高知自慢の野菜や果物、加工品などがずらりと並んでいます」

300年以上受け継がれ、今も、観光だけでなく生活に根付いている街路市。イベントでは実際の市の出展者がいつも使っているテントをそのまま使って、よさこいに負けじとアピール。それぞれ自慢の商品を紹介するだけでなく、高知の街路市ならではの本物のコミュニケーションで来場者たちを楽しませていました。

(高知県 濵田省司 知事)
「再びよさこいを全国・全世界に発信できることは本当にうれしい限りですし、(会場の)夢洲はこのあともIRというかたちで、統合型リゾートの中心地、今の所日本で唯一の国際リゾート地帯になってきますから、ここをまた拠点に、高知の観光や物産のPRにつなげていければ」

「WORLD YOSAKOI DAY」は23日も、大阪・関西万博で行われます。















