山口県長門市と深川養鶏は畜産業の振興に向け21日、市が計画を進める畜産団地の整備や運営について連携協定を結びました。
江原達也市長と深川養鶏の末永明典組合長が協定書に署名しました。
長門市は油谷向津具地区に畜産団地の整備を進めています。
深川養鶏は団地内に鶏舎7棟を設置し、「長州どり」の新たな生産拠点にする計画です。現在、600万羽の年間出荷数は2032年に650万羽に増えるということです。
協定ではふるさと納税の返礼品や学校給食への安定した食肉の提供で、畜産物のブランド価値を高めるとしています。堆肥を活用した循環型農業の確立も目指すということです。
江原達也長門市長
「長門の畜産業を将来につないでいく、そして残していくというために大変必要なものだと」
深川養鶏 末永明典組合長
「農家さんも、もうかる農業をやっていければなと期待しています」
年度内に畜産団地の造成工事を始め、2027年度から鶏舎などを整備するということです。














