長岡技術科学大学の呼びかけで、アフリカの課題解決に取り組んできた全国の高専生が横浜に集まり、成果を発表しました。
このイベントは、第9回アフリカ開発会議が横浜市で開幕するのに合わせて、長岡技科大とJICA=国際協力機構が開催したもので、マダガスカルの大臣も出席しました。

高専生がアフリカの課題解決を目指す取り組みは2019年に始まり、全国コンテストの入賞者が8か国で実証実験を行ってきました。

2024年度に実証実験 長岡高専チーム
「ケニアでほぼゼロ円の材料からヒラタケの栽培に成功。農業ビジネスになり得る可能性があります」
このほか、2024年度にマダガスカルで魚の水田養殖に挑戦した宇部高専や、バッタ対策に取り組んだ木更津高専が、若者ならではのアイデアやテクノロジーの力で課題に向き合った結果を報告しました。

発表を聞いた中学3年生
「国際交流もできて、新しいものを生み出せるのはすごく楽しそう。実際、高専に行ってみたい」
今年度はガーナとセネガルの課題に取り組む予定で、チャレンジの成果を日本でも活用する、リバースイノベーションをめざします。
