フェンシングエペ競技の世界大会で金メダルを獲得した加納虹輝選手と中本尚志選手が21日、母校の山口県岩国工業高校を訪れ、成績を報告しました。

加納虹輝選手と中本尚志選手は、3年間を過ごした岩国工業高校を訪れました。

加納選手は7月の世界選手権で個人・団体ともに金メダルに輝き、2冠を達成しました。中本選手は大学生のオリンピックといわれる「ワールドユニバーシティゲームズ」の男子エペ団体で金メダルを獲得しました。世界大会で快挙を成し遂げた2人に同窓会からお祝いの激励金が贈られました。

全校集会で成績報告会が行われ、2人は在校生に「自分が楽しめることに打ち込んでほしい」と呼びかけていました。

加納虹輝 選手
「その分野において自分がどれだけ愛を注げるかというのがすごく大事だと思っています。好きなことを選んでその競技、勉強でもいいですけどそこに没頭してもらえれば、きっと自分の目標そして夢がかなってくるのではないかと僕は自分の人生を通して学ぶことができました」

在校生や教職員は世界の舞台でトップに立った2人の卒業生に惜しみない拍手を贈っていました。