愛媛県の松山空港で高校生を対象にした仕事体験ツアーが行われ、生徒たちは空港で働く人たちの様々な業務について学びました。

松山空港で働く若い人材の確保に向け、県が開催したこの仕事体験ツアー。

県内の高校生23人が参加し、2つのグループに分かれて空港内の各職場へいざ、出発!

まずは、乗客や手荷物に危険物がないかを検査する保安検査場での業務や、搭乗へのチェックインなどを行う旅客サービス業務の説明を受けた後、生徒たちは実際に客室乗務員の制服を試着。

(参加した生徒)
「意外とずっしり重みがあって、結構暑い。かっこいい」

つづいて、通常は関係者以外立ち入ることができない駐機場へと向かい、着陸した飛行機を誘導するグランドハンドリング業務や、飛行機に給油する様子を間近で見学しました。

(参加した生徒)
「初めて近くで見たので、迫力があってかっこいいなと思った」
「皆が協力して成り立っているということに、すごく驚いた」

さらに、預けた荷物が受取所に到着したことを乗客に知らせるアナウンス業務の体験も。

そして最後には若手社員との交流会もあり、生徒たちは興味深そうな様子で空港の仕事について質問していました。

(参加した生徒)
「一番楽しかったのはアナウンス体験」
「フロントのチケットの業務に興味がある」
「きょう体験したことを活かして学校生活を頑張りたい」

県航空政策室は、「このイベントを通してぜひ松山空港を支える人になっていってほしい」と話していました。