ロシアとウクライナの和平をめぐり、アメリカのバンス副大統領は「交渉につくことが解決のきっかけになる」として、首脳会談による事態の打開に期待感を示しました。
アメリカ バンス副大統領
「まさに交渉の核心部分だ。ウクライナは『安全の保証』を求めている。ロシアは一定の領土を求めている」
バンス副大統領は20日に放送されたFOXニュースのインタビューで、ウクライナが重視する「安全の保証」とロシアによる領土の割譲要求が和平の「大きな課題になっている」と話しました。
その上で、プーチン大統領とゼレンスキー大統領の直接対話について、「時として交渉の席に着くことが解決のきっかけになる」とし、首脳会談での事態の打開に期待感を示しました。
ウクライナの「安全の保証」に関して、「ヨーロッパ各国が負担の大部分を負わねばならない」とも主張しています。
また、バンス氏はゼレンスキー氏に対して、今月18日にホワイトハウスで行われたトランプ大統領との会談の際、「あなたが問題を起こさない限り、私が話すことはない」と伝えたと明らかにしました。
2月の会談でゼレンスキー氏と口論になったことを踏まえ、「場を和ます言葉になった」としています。
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