東北北部は20日夜から21日未明にかけて大雨となりました。ピークは超えたものの県内ではこれまでの雨で地盤が緩んでいるところもあり、引き続き土砂災害や河川の増水・氾濫に警戒が必要です。

東北北部では日本海から北海道付近に延びる前線や暖かく湿った空気の影響で、20日夜から21日未明にかけて大雨となりました。19日の降り始めから今朝5時までの県内の降水量は雫石町葛根田で163ミリ、雫石で150.5ミリ、滝沢で138.5ミリなどとなりました。

大雨の影響で盛岡市、八幡平市、滝沢市、雫石町に一時、土砂災害警戒情報が出されました。

盛岡地方気象台は土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水などに警戒するよう呼びかけています。秋田新幹線は大雨の影響により始発から盛岡駅と秋田駅の間の上下線で運転を見合わせていましたが正午から順次運転を再開します。