20日、愛媛県西条市の西条火力発電所で、作業員が石炭の灰の貯蔵施設に転落し死亡しました。

 警察と四国電力などによりますと、正午ごろ、西条火力発電所の旧1号機で、燃料として使った石炭の灰を貯蔵する施設に作業員が転落しているのを同僚が発見しました。

 転落したのは、四国電力の協力会社の作業員、越智彪至さん(23)でドクターヘリで駆け付けた医師が死亡を確認しました。

 越智さんは、灰を取り除く作業中に足場から4メートルほど下に転落したとみられるということです。

 四国電力は「ご遺族に心からお悔み申し上げます。警察の調査に全面的に協力するとともに原因を究明し再発防止に努めます」とコメントしています。