新型コロナウイルスについて、福島県内の1医療機関あたりの感染者は7.77人で、7週連続で前の週を上回りました。

県によりますと、8月17日までの1週間に県内48の医療機関で確認された新型コロナの感染者は1医療機関あたり7.77人で、前の週と比べて2.44人増えました。これは7週連続の増加です。地域別では、会津が12.67人と最も多く、次いで県南が10人、県北が8.25人などとなっています。

厚生労働省によりますと、全国ではコロナの感染者数が8週連続で前の週より増えていて、いま、流行の中心とされるのが、オミクロン株から派生した“ニンバス”と呼ばれるウイルスです。症状の特徴は、カミソリを飲み込んだかのような、強烈な喉の痛みだということです。

例年、お盆明けにかけて感染者が増える傾向にあることから、県は、引き続き基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。