遺言による学校への財産寄付を円滑に行おうと、19日、高知市の私立高校と四国銀行が協定を結びました。
協定を結んだのは高知学芸高校と四国銀行です。学校に財産を寄付するという遺言を残したい人を四国銀行がサポートするもので、7月、卒業生から県外の金融機関に問い合わせがあったことから学校が四国銀行に提案しました。ほかにも数人から同じような問い合わせがあったということで、今後、四国銀行が遺言書の作成や管理を行う信託会社などを紹介するなどし、円滑な手続きをサポートします。

(高知学芸高校 橋本和紀 学校長)
「希望している方の手続きがスムーズにいくように、そういった環境整備をしていきたい。今回の協定はその第一歩になると思っている」

(四国銀行 小林達司 頭取)
「地域の将来を担う若い方の教育、若い人を育てたいという思いを持った方、それに少しでも貢献できる取り組みをしていきたい」

四国銀行が結んだ協定はこれで3例目になります。