沖縄県立博物館・美術館が、戦災に遭った文化財を通して戦争の痛ましさや平和の重要性などを伝える特別展を来月から開くにあたり、沖縄戦の爪痕や人々が平和を願う姿などを撮影した写真も一般募集している。
特別展「戦災文化財」は、沖縄戦で多くの命とともに失われた街並みや風景、数々の文化財を通して平和の重要性を伝えようと企画されたもので、県立博物館・美術館で9月30日から開催される。
同館は沖縄戦で破壊された戦災文化財など展示に加えて、沖縄戦の爪痕や平和を願う姿などを撮影した写真も展示する予定で、県民などの応募を呼び掛けている。
▼崎原恭子 学芸員
「戦争で被害を受けた文化財が戦争を知る手がかりの一つになる。反戦や平和の願いを込めて写した写真を未来に伝えるために、ぜひ応募してもらいたい」
写真の募集は8月25日(月)まで。
注目の記事
思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

恒星間天体「3I/ATLAS」まだ“真の姿”を見せていない可能性…原因は「宇宙線による日焼け」か 太陽系外から飛来した天体の謎

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

【独自】旧統一教会の"財産移転先"天地正教とは 「弥勒菩薩は文鮮明氏」宣言から濃くなった教会の色...過度な献金要求を元信者が証言 二代目教主「乗っ取られた」旧統一教会の見解は【実態取材・前編】

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本

「すごい話題の宝庫」元新聞記者が限界集落で新聞社 地域密着の小院瀬見新聞「すばらしい過疎地」発信 富山・南砺市









