山口県上関町の中間貯蔵施設建設計画を巡る動きです。19日、平生町の団体が計画への反対を表明するよう県に求めました。

「上関の中間貯蔵を考える平生町民の会」の吉井浩憲代表が、知事宛ての要望書を県の担当者に手渡しました。

中国電力は上関町での中間貯蔵施設建設に向けた調査を進めています。
会は5月から6月にかけて、各自治会で回覧を回す形でアンケート調査をしました。およそ2100世帯から回答があり、75パーセントが建設に「反対」と答えたということです。会はこの結果を踏まえ、県に計画への反対を表明するよう求めました。

県は現在はあくまでも調査段階であり「具体的に表明する状況にない」などと答えました。
上関の中間貯蔵を考える平生町民の会 吉井浩憲代表
「周りの1市3町の意見を最大限に尊重しますというね、知事が何回も何回も発表されております。それを裏切るようなことはちょっとないんじゃないかなと」
会は21日、平生町長に宛てて同様の要望をする予定です。














