静岡のご当地アイドルOrange Leafは、ライブやイベントだけでなく、震災を伝える活動に取り組んでいます。そんな彼女たちが8月16日、2周年記念のライブに臨みました。
「津波が来た時、家にいたら危ない。この中で真っ先に避難するのが適切な場所はどこでしょう」
2025年8月16日、静岡市で開かれたイベント。防災に関するクイズが出題され、会場にいた全員が参加するなど盛り上がりを見せました。実は、このイベントはアイドルのライブなんです。
静岡市清水区を拠点に活動するご当地アイドル・Orange Leaf。幼馴染2人組のアイドルです。この日の2周年記念ライブでは、10曲以上を披露し観客を魅了しました。彼女たちの活動テーマの1つが「防災」です。
これまで東日本大震災の被災地に4回足を運び、そこで感じたことをライブなどを通し伝える活動を行っています。
<Orange Leaf みゆうさん>
「自分が感じたことをみんなに伝えたい。そしていざ地震が来た時には対策できる力を身につけたい」
今回のライブでも防災に関するクイズ大会や、専門家らとのトークショーを通して、備えることの大切さを伝えました。
<Orange Leaf まなさん>
「当時、映像で何となく見ていたものが遠い世界の話だと思っていたが、身近に起こりうるものなんだと実感した」
そして歌でも、思いを届けます。「花は咲く」を歌唱しました。
<訪れた人>
「こういうことを学んできたんだというのが分かって2人をより応援したくなったし、自分たちもこうやって考えるべきなのかなとか、考える時間になった」
<訪れた人>
「アイドルで防災のことをやって伝えてる人はなかなかいない。社会貢献もしてて、みんなを楽しませるということで共感している」
Orange Leafは引き続き、防災の発信をしていきます。
<まなさん>
「防災で静岡を守る。これからもずっと皆さんに元気を与え続ける存在でありたい」
<みゆうさん>
「私たちだからできること。防災や他にもいろいろあると思うので、若いなりに考えて皆さんに伝えていきたい」