高原には秋の気配です。愛媛県四国中央市の翠波高原では「コスモス」が咲き始めました。

県内でも厳しい残暑が続いていますが、心地よい風に揺れる花が訪れる人たちを楽しませています。

標高およそ750メートルにある翠波高原には、およそ3ヘクタールに20万本ほどのコスモスが植えられ、白やピンクなどの花が現在、5分から7分咲きとなっています。

四国中央市の担当者によりますと、今年は梅雨の時期に雨が少なかった影響で、茎の高さが例年より20センチほど低いものの、これまで台風による被害も受けていないということです。

まだまだ続きそうな残暑…こちらも暑さは感じられたものの、ときおり吹く風は心地よく、コスモスとともに一足早い秋の訪れを告げていました。

(香川からの来園者)
「普段は生活の中でなかなか秋は感じられないが、ここへ来ると「まもなく秋なんだな」っていうのをコスモスの花から感じる」

翠波高原のコスモスは、来月上旬ごろまで楽しめそうだということです。