各地の平均気温は平年を大きく上回る
6月20日から8月18日までの平均気温(速報値)を見ると、関東甲信の気象官署及び特別地域気象観測所では、軒並み平年を2.2℃から3.2℃上回っています。
特に水戸では平均気温27.4℃で平年差プラス3.2℃、前橋では平均気温28.8℃で平年差プラス3.1℃と高温となっています。東京も平均気温28.4℃で平年差プラス2.7℃となっています。
アメダス観測地点でも同様に高温が記録されており、鉾田や桐生では平年差プラス3.2℃、久喜では平年差プラス3.1℃など、多くの地点で平年を3℃前後上回る気温となっています。
少雨の状況も深刻に
降水量についても、6月20日から8月18日までの観測データ(速報値)によると、多くの地点で平年を下回っています。
気象官署及び特別地域気象観測所では、前橋で179.0ミリ(平年比48%)、横浜で125.0ミリ(平年比40%)、館山では110.5ミリ(平年比35%)と平年の半分以下となっている地点が複数あります。
アメダス観測地点ではさらに深刻な状況が見られ、神津島では60.0ミリ(平年比15%)、大島北ノ山では65.5ミリ(平年比18%)、三浦では72.5ミリ(平年比25%)と平年の4分の1以下の降水量となっている地点もあります。