新潟県内にある国道事務所は19日、8月7日(木)から17日(日)のお盆期間の国道の交通状況について速報値をまとめ、県内の主要な観測地点の平均交通量が前年に比べて1%減少したことが分かりました。

新潟県内にある羽越河川国道事務所、新潟国道事務所、長岡国道事務所、高田河川国道事務所の4つの国道事務所が合同で発表したお盆時期の交通状況によりますと、今年のお盆時期の新潟県内主要8地点における1日あたりの平均交通量は1万9700台で、前の年よりも1日あたり200台減少、率にして1%減少したということです。

地点別にみると、市街地では新潟市中央区神道寺の国道8号で前の年よりも1%増加した一方、長岡市関原町の国道8号で前の年よりも4%減少しました。また、県境では、富山県境の糸魚川市市振(国道8号)で9%減少など、ほぼすべての地点で減少しています。

調査をまとめた国道事務所のひとつ、高田河川国道事務所は、ほぼ前年の同様の交通量だったとしたうえで、「道路状況に影響が出るような事故などは発生しなかったものの、天候が良くなかったことが多少影響したのではないか」としています。