2025年1月から6月までの上半期の岩手県内の労働災害による死傷者は623人で、去年の同じ時期と比べて83人増えました。

岩手労働局によりますと2025年1月から6月までに県内で発生した労働災害で、4日以上休業した死傷者の数は623人で、去年の同じ時期と比べて83人増えました。このうち死者は2人で、去年の同じ時期より3人減りました。

最も多い事故が転倒で214人。次いで墜落・転落が102人となっています。

岩手労働局は転倒の増加率が高く全体の3割を超えていることから防止対策を推進するとしていて、合わせて暑さが続いていることから熱中症の防止に向けた取り組みも強化することにしています。