軽音楽やダンスに取り組む高知県幡多地域の高校生が一堂に会し練習の成果を発表しました。県の高校生バンド大会「軽音祭」で賞を受賞した幡多地域外のバンドも招待され貴重な交流の機会になりました。

幡多地域の軽音楽やダンスに取り組む高校生は、高知市周辺の学校に比べ発表の機会が少ないことが課題です。このため四万十市は高校生に日頃の練習の成果を披露する場を設け、技術の向上や交流の機会にしてもらおうと、「ケイオン・ダンスフェスしまんと」を初めて開催しました。

ライブ開始前にはより楽しめるように手拍子など「盛り上げ方」のレクチャー。

サビに入ったら自分のロック魂を拳のせてオイ、オイ、オイ

幡多地域と地域外から招待された高校合わせて11校、17組がコピー曲やオリジナル曲そしてダンスをステージで披露します。

(清水高校から参加)
「楽しかったです。いろんな高知県内の人たちと交流したり演奏を聞いたりして楽しいし、新しい発見とかもあってすごく良いイベントやなと思います」

(大方高校から参加)
「主催してくれた方にはほんとに感謝の気持ちが大きいなって」

(宿毛高校から参加)
「(軽音楽は)勉強そっちのけでやりたいぐらい好きなことです。一生続けていきたいことです」

中村高校ダンス部もリズムに合わせて練習の成果を披露しました。

主催した四万十市は今後も継続した開催を検討していて、イベントを通じて地域の活性化や若者にとって魅力ある地域作りにつなげて行きたいとしています。