海外の動物園との交流を深めようと、高知県立のいち動物公園に台湾から研修生が来ています。のいち動物公園で海外の研修生を受け入れるのは今回が初めてです。
16日、高知龍馬空港でのいち動物公園の職員らに歓迎されたのは、アジア最大規模の動物園と言われている台湾の台北市立動物園の職員ら3人です。
7月、台北市立動物園とのいち動物公園が職員の交流や飼育技術の向上を目的に友好協定を結んだことから今回の受け入れが決定。のいち動物公園で海外の研修生を受け入れるのは今回が初めてです。

3人は台湾の動物園にはいない動物の飼育方法などを学ぶ予定です。
(台北市立動物園の職員)
「台湾にいない“ハシビロコウ”がのいち動物公園にはいるから、ここでどうやって飼育されているか学び、台湾で飼育できるか考えたい」

(のいち動物公園 本田祐介 園長)
「すぐ生かせるようなことでなくて、これを機にお互いの交流が深まっていければと思う。まずは顔合わせだったり、友好関係を築いたりすることが大事だと思う」

研修は8月31日まで行われます。