広島県廿日市市で住宅と納屋が全焼する火事があり、80代の男性がけがをしました。
警察と消防によりますと、17日午前11時ごろ、廿日市市吉和の住宅で「建物から炎が出ている」と近隣の住人から通報がありました。
消防車10台が消火にあたり、火はおよそ3時間後に消し止められましたが、この火事で木造2階建ての住宅と敷地内の納屋が全焼し、この家に住む80代の男性1人が軽いけがをしたということです。近隣への延焼はありませんでした。
この住宅には80代の男性が70代の妻と2人で暮らしていて、男性は自身で消火にあたったところ、やけどをしたということです。
男性は「庭の草を灯油バーナーで焼いていた」などと話していることから、警察はこの火が納屋に燃え移り、その後住宅に延焼した可能性もあるとみて、詳しい火事の原因を調べています。