アメリカ政府はパレスチナ自治区ガザの出身者に対するビザの発給を一時停止したと明らかにしました。トランプ大統領を支持する極右活動家のSNSでの発信が影響したと報じられています。
アメリカ国務省は16日、ガザ出身者に対するビザの発給を一時停止すると発表しました。最近発給された緊急医療や人道目的のいくつかのビザについて、発給手続きの調査を行うための措置だとしています。
国務省の措置についてロイター通信は、トランプ大統領の支持者で極右活動家のローラ・ルーマー氏が、ガザ住民の直近のアメリカへの入国をSNSで問題視したことを受けたものだと報じています。
ルーマー氏はインフルエンサーで、トランプ大統領の熱心な支持者の間で影響力を持っています。
イスラム系市民団体のアメリカ・イスラム関係評議会は「負傷したパレスチナの子どもたちのアメリカでの治療を阻止する行為はトランプ政権の残虐性を示している」との声明を発表。
人道支援団体のパレスチナ子ども救済基金は「非人道的な決定を撤回し、パレスチナの子どもたちが治療を受けられるように措置をとることを求める」としています。
注目の記事
「価格破壊の店」「市民の味方」物価高続く中”10円焼き鳥”守り続ける店主の思い 創業75年の老舗居酒屋 福岡・大牟田市

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

障がい者就労支援で疑惑「数十億円規模」の給付金を過大請求か 元職員が語った加算制度の悪用手口「6か月ごとに契約だけ切り替えて...」 事業所の元利用者も"高すぎる給付金額"に不信感

「拾った小石で竹に落書き」「立ち入り禁止エリアに侵入」京都の人気スポット・竹林の小径で迷惑行為が深刻化...記者の直撃にも悪びれないインバウンド客たち 地元商店街からも嘆き「本当にやめてもらいたい」

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

15年前の“時効撤廃”なければ逮捕されることはなかった 安福久美子容疑者(69) 別事件の遺族は「ぱっと明るくなりました」 全国には未だに350件以上の未解決事件









