青森県内に住む70代の男性がSNSを使った投資詐欺で4650万円をだまし取られました。

警察によりますと県内に住む70代の男性は今年3月下旬、動画配信サイトYouTubeに表示されていた「簡単な投資で利益が出る」という広告を通して個人名のLINEアカウントを「友だち登録」しました。

LINEのやりとりで投資サイトを紹介された男性は6月にサイトが指定した法人名義の口座へ200万円を振り込み、株を売買するとサイト上では利益が発生していて、その後も8月上旬まで合わせて4450万円を振り込みました。

男性は利益を出金しようとしましたが、サイトから口座変更の手数料などを名目にさらに2000万円を求められ、資金を作るために生命保険の解約手続きを進めたところ、不審に思った保険会社が男性の家族に連絡したことで被害が発覚しました。

警察は「必ず儲かる」などと話して投資を進めてくる場合は詐欺の可能性があるとして、1人で対応しないよう呼びかけています。