8月15日、終戦から80年です。各地で戦没者を悼み、平和への決意を新たにする催しがありました。

東京の日本武道館では「全国戦没者追悼式」が行われました。

石破茂 総理
「戦争の惨禍を決して繰り返さない。進む道を二度と間違えない。あの戦争の反省と教訓を今、改めて深く胸に刻まねばなりません」

天皇陛下は時報とともに黙とうを捧げ、お言葉を述べられました。

天皇陛下
「戦中戦後の苦難を今後とも語り継ぎ、私たち皆で心を合わせ将来にわたって平和と人々の幸せを希求し続けていくことを心から願います」

山口県庁でも館内放送があり、職員全員で黙とうを捧げました。

県長寿社会課 葛原良樹 副課長
「先の大戦において亡くなられた多くの方々の尊い犠牲の上に、今の私たちは平和な時代を過ごしているということに思いを致しまして」

県によりますと県内の79歳以上の人口は18万853人で、前の年から1万人近く減っていて戦争を知る世代が少なくなっています。