盆の帰省時期に合わせて成人式にあたる「二十歳のつどい」が15日、山口県上関町で開かれました。

つどいには、町内の小中学校を卒業した9人が参加しました。西哲夫町長が「みずみずしい感性を持った皆さんの力を将来の上関のために役立ててほしい」と激励のことばを贈りました。

お礼のことば・西山彩綾さん
「社会の一員として自分のためだけでなく、誰かのために行動できる人でありたいです。お互いの違いや価値観を受け入れ、責任ある言動を選び誰かの苦しみに寄り添い支え合って生きていくことを大切にしたいと思います」

山本愛理さん
「上関は人が少ないけど、自然とかよさを知ってもらいたい」

沖田裕飛さん
「人が少ない分やっぱりこう一人一人と仲よく親睦を深めやすく、そういう魅力も。ずっと仲がいいのでみんなとも」

萩原千智さん
「今までいろんな方々にお世話になって、次は自分たちが恩返ししていく立場だと思うので、しっかり責任持って社会に貢献できたらなと思います」

つどいには中学時代の恩師もかけつけました。

中学時代の恩師 福多律子さん
「成長しながらもみんなが一人一人が自分らしさを残してるのがうれしく感じます。それぞれの世界で自分の力を発揮できたらいいなと思います」

9人のうち5人は町外に出ています。久しぶりの同級生との再会で、旧交を温めていました。