お盆休み、15日も高知県内各地で晴れて気温がぐんぐん上がりました。厳しい暑さの中、県内の行楽地は観光客や帰省客でにぎわいました。
(中屋裕貴記者)
「気温が30℃を超える炎天下の中、いの町の波川公園は多くの人で賑わっています」

日中の最高気温は四万十市江川崎で37.6℃と全国3位の気温を観測したのをはじめ、本山町で35.2℃など各地で厳しい暑さとなりました。仁淀川沿いのいの町の波川公園では、帰省した家族らが川遊びを楽しみ、大勢の人で賑わいました。
(兵庫から)
「高知県に行ったときは(川に)絶対に入る。楽しいし、結構冷たい」
「(Q.川でやりたいことは?)魚を捕まえたい」
その波川公園では15日、水難事故を防ぐための啓発活動が行われました。公園周辺の仁淀川では7月、川遊びをしていた高知市の30代男性が溺れて死亡する事故が起きています。15日は高知河川国道事務所のメンバーや消防隊員らおよそ20人が川遊びをする時の備えなどについてチラシを配り、事故防止を呼びかけました。仁淀川橋のたもとは特に水の流れが速いため、注意が必要だといいます。
(高知河川国道事務所 中岡昭浩 副所長)
「危険な箇所がどういった箇所であるとか、あとはライフジャケットですね。ご自身の命を守るためにはライフジャケットそういった装備も重要だと思います」
一方で、川沿いの日陰では同窓会や職場の集まりなどで大勢の人たちがバーベキューを楽しむ姿が見られました。

お盆休みのひととき、熱中症に注意しながら家族や友人たちと川でのレジャーを満喫できたようです。