どじょうすくい踊りで知られる「安来節」。
この伝統芸能「安来節」の唄や踊りなどを学ぶ人たちが全国から集まり技を競い合う大会が、15日から島根県安来市で始まりました。
安来節保存会が毎年開いている安来節全国優勝大会。
今年も全国から予選を勝ち抜いて来た600人近くが、階級や年代別に唄や踊り、三味線などの鍛え上げられた技を次々と披露しました。
22歳の若さで三味線で「師範」の肩書を持ち注目されている鳥取県琴浦町出身の福本唯央那さんは、今年は唄の部に初出場。
初日の1番手ながら堂々とした歌いぶりで会場を盛り上げました。
福本唯央那さん
「なかなか自分の声に自信がなく、挑戦するのをためらっていたけど、心機一転というか挑戦してみようかなと」
安来節全国優勝大会は15日から3日間の日程で、16日は二段から准師範の部など、17日は師範の部などで演技と審査が行われます。
BSSラジオでは大会の模様を8月31日(日)午前10時から放送します。